言葉は、その子の世界観

2022年11月11日 15:10 | トムコーチひとり言 生トム塾


 

言葉って不思議なんですけど、人間の世界の大きさをモロに表現していますよね。

知っている言葉が多ければ、その人の持っている世界は大きいし、

知っている言葉が少なければ、その人の持っている世界は小さいままです。

そして、本人はその自分が知っている世界観でしか生きられないんですよね。

ひと昔、テニスの北海道チャンピオンの生徒さんに

「ロビングのコツを教えて!」

って一人の生徒さんは聞いたら、

「ロビングってどれのことですか?30個くらい種類あるからわからない。どれ?」

って質問し返されました。

それくらい熟練すると、言葉は細分化されていくものです。

北海道チャンピオンからしたらあまりにも漠然とした質問を投げかけられているようで、我々一般テニスプレーヤが見えている世界観とは、全く違う世界に生きているようです。(チャンピオンには悪気はなく、本当にどれかわからないようです…)

でも、そんなもんなんですよね。

さらに、一昔前に、ポケモンマスターにカイオーガについて質問したら、まずは

「個体値は?」

から始まりますから・・・

素人にはついていけない世界です…

ボキャブラリーの数が、その子の生きている世界の大きさなんだ!

ADHDの子は特に狭い領域を深く追求し、他のことには目もくれない性質が強めに出ますからなかなかの難題になります…

それでも共通項を見つけながら話していくのが面白いです。

彼らが殻を破り、今いる世界から一つ剥き出すだけでも、大きな変化ですからね。

世界を広げるために、膨大な言葉を吸収してもらうしかないですよね!

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