気づかせる極意 〜英語が苦手でできない原因の発見〜
2020年10月2日 14:01 | トム塾 お知らせ 生トム塾 生徒ちゃま の 声 希望 の 話
先日一人の生徒さんが、面白い発言をしていました。
「身近に英語があるんですね…」
こういう発言のきっかけは、たわいもない近況のお話(コーチングタイム)の時に、「英語が苦手な人はお店屋さんの名前や商品とかにある英語を調べてみよう!」と伝えた時、その生徒さんは「英語なんて身の周りにはない」と思いこんでいたようでして…、
「英語ってそんなにあるんですか…?」
という顔をするので、
「セブンイレブン(SEVEN ELEVEN)とかは知ってる?」
と尋ねると、
「セブンイレブンって英語なんですか?知りませんでした…」
との返答が返ってきました。
「セブンイレブンは、7と11っていう意味で、昔は7時に開店してよるの11時に閉店していたのよ」という伝えたところ、
「そうだったんですね…知りませんでした…」
との返答が返ってきました。
その後よくよく話を聞くと、セブンイレブンという言葉は知っているし、使っているようですが、セブンイレブンっていうお店があるという認識だったようです。
おそらく、コンビニという言葉も小さいお店っていう意味で捉えているのかもしれませんね。
このように【英語が苦手でできないという原因】は、たわいもない対話から見つかっていきます。
こちらから原因を聞き続けても出てくるものでもありませんし、もし先生がそうだと分かっても、本人が気がつくことはないでしょうから、関係者(先生や親御さん)がわかっていることが良いことでもありません。
本人に気づかせるためには、全然別な角度からのふとした瞬間から起きてくるものなんですよね。
ですから、気づかせることは時間と根気を必要とします。
それでも、コーチングを用いた教育は、一般的な環境にいるよりは数倍の速度で気がつかせることができるので、活用は必要不可欠ですね。
ちなみに、その生徒さんは、家に帰った後に自分が知っているお店などをしっかり調べて、紙にまとめてきてくれました。
こういう素直な心を持った子は、ここからの伸びが期待できます!
今後の展開が楽しみな逸材です!
素敵な出会いに感謝です!
〜雑記〜
この対話は、話のエッセンスのみを抽出し、できるだけ生徒さんの言葉を変えることなく記載されています。これだけの対話だけで気がつくという変化が起きているわけではありません。
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