不登校の心理をニーチェで考えてみる
2024年2月5日 16:55 | トムコーチひとり言
不登校からの脱却で一番厄介な本丸って、やはりゲームやアニメなのかな?って思います。
本人たちは楽しそうですけれどね〜
親御さんは半分どころから、かなりの激怒プンプン丸になっちゃいますよね〜。
まずはそこに至る心理的背景から理解し、おさらいするのが良いかと思います。
哲学者ニーチェの言葉に耳を傾けてみましょう!
「私たちの知性に権力と安全の感情を最も多く与える仮説が、その知性によって、最も優遇され、尊重され、従って真と表示されるのではないだろうか?」(力への意志)
このニーチェの言葉でいうところの、「安全の感情を最も多く与える仮説」っていうのが肝になります。
そうなんです。「安全」がキーワードになります。
ゲームをしている
=成長しない
=変わらない
=安全である
という無意識の考え方が、根付いてしまっているんですよね。
もちろん、一生懸命練習して変化して、自分の希望の道に進むのが本来的な自然の子供なんでしょうけど、子供の頃から「仕事は大変、キツい、しんどい」などの様々な情報を毎日耳に入れることによって、「大人になんかなりたくないんだよな〜」って強く思うことがスタンダードかしてしまうんでしょうね。
しかも、一生懸命練習する子って希望がある程度見えているからできるんでしょうけど、希望さえないような昨今の時代背景では塞ぐ気持ちもわかります。
だからと言って、希望を教えればいいというわけではないんですよね。
それについては次のブログで記載しようと思います。・
それでは今日はこの辺で!
落ちこぼれや、極度の学力不振・不登校生に特化した新札幌に本拠地を置く学習塾が、トム塾です。通常の対話が全てコーチングで関わり、パラダイムシフト(発想の転換)が起きやすい環境になっています。コーチングで関わるために、ボキャブラリーを増やす対話型授業を行っています。さらに哲学授業を行い、母国語の能力を上げながら受験に対応できる読解力をあげることにも力を注いでいます。みんな仲良く、自己成長を塾の二大理念として掲げ授業を展開しています。もともと興味が薄い子に対しても、夢を持ってもらうために年1回夢披露会を開催し、夢を発見する手助けとしての各種経験(ドローン、農業、スケボー、サーフィンなど)を提供させていただいています。