わかると使える心理学用語 その1

2023年9月15日 10:40 | トムコーチひとり言


家庭で使える心理学用語その1

家庭でも知ると役立つ、「心理学用語」を整理しておきます。

今回は、インフォメーション オーバーロード(Information Overrode、情報過多)です。

「いきなりカタカナかよ〜」

って思っておられる方もいらっしゃるでしょうけど、心理学って、アメリカからの流れが多いので、カタカナ言葉ばかりです…。すみません。

英語は多いのですが、できるだけ日本語で伝わるように表現します。英語のまま理解できたら学んだ感は多いかと思いますので、それも試してください。

インフォメースヨン オーバーロードとは、頭の中が、とある情報がいっぱいになることで、必要な情報が埋もれて疲れてしまうっていう感じかと思います。

中高生は、ゲーム、アニメのことで頭がいつもいっぱいです。特にここ10年くらいは、高度化するゲームに能力を注ぎ込み、疲れていることがほとんどです。ゲームのことで頭がいっぱいになっているので、学校での学びなど他の情報が埋もれているうちに消え去ってしまいます。こうなると少数派である学校での学びは、入る場所がないので、教えた直後に内容を聞いても、痴呆症のような様相を示す子も現れています。

長いこと情報過多な状況下に居続けると、そこからの脱却は結構大変です。最難関は学校でいじめなどのトラブルなどがある場合。こうなるとゲームは完全に精神的な逃避場所となるので、難易度上がります。

トム塾では、すべての心理学的案件を個別化して対応しております。つまり、一人一人別件として個別的に関わりますので、コレと言った正攻法はお示しできません。しかし、一応大雑把に解決の方向性をお示しするならば、

【人間としての関係性を作り上げたのちに、ゲーム以外の他の軸を、時間かけて創り上げていくこと】

にエネルギーを使っています。

逃げているうちは、逃げ続けますので、逃げなくなるまで待ちつつ、現実世界での居場所を作ってあげることが大切かなって思っています。ここで待てなければ、その状況は続いてしまうんですよね。

心理学で言われている言葉に、

「抵抗すれば継続する。手放せば手に入れる!」

っていうのも真理でありますから、この法則を上手に使いこなすことが大切かと思います。

今回はこの辺にしておきます!
インフォメーション オーバーロードでした!

ちなみに、インフォメーション オーバーロードは臨床心理学時点には記載されていません。あくまで写真はイメージです!

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落ちこぼれや、極度の学力不振・不登校生に特化した新札幌に本拠地を置く学習塾が、トム塾です。通常の対話が全てコーチングで関わり、パラダイムシフト(発想の転換)が起きやすい環境になっています。コーチングで関わるために、ボキャブラリーを増やす対話型授業を行っています。さらに哲学授業を行い、母国語の能力を上げながら受験に対応できる読解力をあげることにも力を注いでいます。みんな仲良く、自己成長を塾の二大理念として掲げ授業を展開しています。もともと興味が薄い子に対しても、夢を持ってもらうために年1回夢披露会を開催し、夢を発見する手助けとしての各種経験(ドローン、農業、スケボー、サーフィンなど)を提供させていただいています。

 


 

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