国語Sクラスの原点

2023年3月10日 20:44 | トムコーチひとり言 生トム塾 読書会 意見と感想


 

今日は用事をたすついでに、本屋の横を通ったので、気晴らしにということで本屋に入店してみました。

そして手に取った本をパラっと流し見すると、そこには

 

池田晶子さんの名前が…

 

ちょうど池田晶子さんが紹介がされていたページを開いていました…

 

「なんの偶然なんだろう?」と思うばかり…

 

 

池田晶子さんといえば、14歳からの哲学という名書で、日本国を一世風靡した著者ですよね。(もう古いから忘れている方も多いかもしれませんが)

懐かしいな〜と思いながら、池田晶子さんの紹介文を読んでいたら、文章よりも、何年間も授業の中で使い続けていた記憶が蘇り、「そういえば、ここに今の国語授業の原点だったんだな〜」と思いいましたね。

 

 

当時は、マンガしか買ったことがないような子ばかりでした。もちろん本なんて自分で手にすることはない子たちに、読みから指導し、単語の意味を伝え、単語と単語をつなぎ文として理解し、文を繋げて理解するという4つの工程を伝えていましたね。

 

「どこまでこの子たちはわからないんだろうか?」と疑問に持ちながら、彼らに必死に伝えていた記憶が今でも残っています。

当時は、土曜日の特別授業でしたが、学校が休みにも関わらず、中高生が遊ぶことなく読書を楽しみに塾に来ていました。

よく考えたら不思議ですよね。

今じゃ、ゲーム色が強すぎるので、ありえないかもしれませんけどね。

 

 

たぶん当時の彼らからすると、本を手に取ることすら新鮮だし、自分で本を読ることも新鮮だし、読み方のコツがあることが存在することすら目から鱗だったんでしょうね。

それが新鮮で、楽しいと感じた時、人っていうのは変化するんですよね。

まぁ新鮮すぎただけなのかもしれませんが…笑

 

 

私も再度新鮮さを取り戻しに、久々に朝から晩まで本屋に立て篭もるかな〜笑

 

 

さて、これが当時のままの、14歳の哲学

外みはボロボロですが、中身を読んだら、いまだに新鮮そのものでした!

 

時が過ぎても色褪せない独自の色があるんですよね!

 

ステキです!

 

 

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