ゲーム依存症にとってのラスボス出現!

2023年7月21日 18:14 | トムコーチひとり言


7月20日にポケモンスリープなるゲームが発売されたようです!
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9dab6ccfb5a2fdff9795ba9cb2008c38ca3ccaf

発達障害を有する子のゲーム依存症(ゲーム障害)を長く扱ってきたのですが、今回のリリースはこれまでのものとは、あまりの違いがあり驚きを隠せません。

しかも、ポケモン…。

特にポケモンからの脱却は大変だった思い出、苦悩の歴史ががいっぱいあります…。なぜっていうと、まずもってポケモンはポケモン用語とかキャラクターを知っらないとまず対話が成立しないからです…。だから私もかなり勉強しましたし、自ら依存症になってみて、そこから脱却するという荒技も研究していました

ポケモンだけでも大変なんですけど、このゲームに関しては、これまでの流れを一気にくつがえしかねない仕様になっているからです。

寝ていたらキャラクターが強くなる、というこれまでにない世界観が登場しました…。

私は今はもうゲームはやらなくよくわからないので、ゲーム現役世代の生徒さんに話を聞いてみました、、、すると・・・。

「今までは誰かとバチバチと戦うために、メッチャ練習してきたのに・・・。このゲームって意味あるんですか?これじゃあゲームだけじゃなくて、勉強とかもしなくなりますよね〜。(by 元ゲーム依存症だった子)」

…と、そう呟いていました。

そして、

「昔ポケモンにハマっていたんですけど、ポケモンスリープというゲームで勝つには寝るしかないんですか?寝ていたら強くなるなら…でも昔だったら寝ていたかもしれません…。(by 元ポケモン愛好者)」

「全く意味がわからない!(by ゲームあまりさせてもらえなかった子)」

意見が多極化するのかと思いきや、そうでもなくて驚きました。

そして、私は
「睡眠をもっと楽しむ!というテーマもありますから、この夏ポケモン好きは寝込むんですかね?そうなるとすると、ちょっと怖い世界観(時代)になりそうです。」

と伝えました。

少し先の話になりますが、これからほぼ確実に訪れるであろうメタバース社会に適応するためにも、いち早く、ゲーム障害からの離脱をするのが、得策だと考えます!メタバースの入りぐちがゲームになりますので、ズッポリ入ってしまうと、もう抜けられない可能性が高いです。

私たちは、ここ10年以上は、発達障害とゲーム障害の複合型の子と関わってきましたが、発達障害を有する子のゲーム障害の克服は、なかなかの難易度が高い案件(課題)です。

実際、ゲーム依存症に関してはあまりにも特殊案件になりますので、かなり特殊な対応をしています。共通の言葉を有していないことが多いためです。

共通の言葉の伝授、から〜の、様々な関わり、から〜の、その何気ない対話の中から、ゲームがあきることにより克服し、その後に学力の向上という流れのプログラムです。それしかないんです…。

日常の対話の中で、脳の報酬系に変換をかけないと、脳が無意識で欲してしまうという構造から抜けられないんですよね〜。時間が長ければ長くなるほど、厳しさは増します。

「このままだったら、このままだ!」

と、自分で氣がつく環境を創ることで、依存症は脱することができます。

成功事例も多いので、まずはご相談ください!

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落ちこぼれや、極度の学力不振・不登校生に特化した新札幌に本拠地を置く学習塾が、トム塾です。通常の対話が全てコーチングで関わり、パラダイムシフト(発想の転換)が起きやすい環境になっています。コーチングで関わるために、ボキャブラリーを増やす対話型授業を行っています。さらに哲学授業を行い、母国語の能力を上げながら受験に対応できる読解力をあげることにも力を注いでいます。みんな仲良く、自己成長を塾の二大理念として掲げ授業を展開しています。もともと興味が薄い子に対しても、夢を持ってもらうために年1回夢披露会を開催し、夢を発見する手助けとしての各種経験(ドローン、農業、スケボー、サーフィンなど)を提供させていただいています。

 


 

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