やればできるは嘘!パラダイムシフトが必要な理由!
2015年6月20日 00:28 | トムコーチひとり言
トム塾生徒さんのエリアが広すぎるためか、まだまだテストは終わっていません…。
でも、続々と結果は届いています!
最近は、『テストは人生を変えるチャンス』というキャッチフレーズが塾内で浸透してきたからなのか、自分から学ぼうとする子が増えてきたように感じます。
そして、今までにはない新たな自分を模索している子も、増えているように感じます。
話は飛びますが、世の中的には、『勉強すれば伸びる』って言われますが、正直言いまして、その命題は『真』ではありません。
子どもの学力でもスポーツでも、心理的な問題がほとんどです。
心が動いたから、適切な行動をとるというのが真実なように感じています!
特に、もともと成績が良くない子に限っては、『パラダイム』と呼ばれる自分の思考の枠組みから外れることがなければ、テスト結果に変動は起きません。どれだけ怒っても(北風系接し方)、餌を与えても結果は動きません。良くて一時的かな…。
例えば、成績が良くない子は、テストが厄介ごとだと思っていたり、人によっては、早く終わって欲しいと思っているものです。ですから、目の前に迫っているテストであっても、適当に流して受けることになりますよね。早く終わることを祈る結果になります。さらに誰か助けてくれる人が来てくれるのも祈っている子もいることでしょう。
一方、テストが今の人生を変えるチャンスだと思えた子にとっては、テストまでの期間の一分一秒が貴重な資産となるわけですから、その時間を最高に活用できるように時間設計をするはずです。
結局、そのパラダイムに変化(パラダイムシフト)が起きなければ現実は何も変わりません。つまり、『お祈り系男子・女子(誰かが助けてくれる人生)』から『自分の力で人生を切り開く系男子・女子』への変化がおきてはじめてテスト結果が動くとみています。
簡単に言うと、どれだけ勉強を上手に教えてもダメなんですよね。
パラダイムシフトが起きなければ、どんなに面白く良い授業も、楽しかったという記憶しか残らないはずです…笑。行動になんら変化は起きません。
そこから自分でやろうという気持ちに変わるまでには、今までの世界とは断絶された壁が存在します。そんな壁を自分で這い上がるためにも、パラダイムシフトは必要なんですよね。
これからの日本も、心の印象に残る授業から、『活用できる情報を入力する授業』に、教育が変わっていけばいいよなって思っています。
まー10年は変わらないとは思いますが…
そのためには、『やればできる』という呪縛から、一刻も早く解き離れなければなりませんね…。
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