母と娘さんの静かな日常の戦い!

2012年11月18日 06:16 | トムコーチひとり言


先日、銭湯にでかけたときの話なんですけど…

1人の小学一年生くらいの女の子が母に怒られていました

おそらく、母は車で待機していたのに、なかなか車に乗ろうとしない娘さんに向かって、早く乗れ!といわんばかりに怒っている光景に見えました。

それだけならブログネタには
ならないんですけどね(^-^)/

母の怒り方と、娘さんの対応が面白くて…
寒い中、ずっと観察してました!

母は、娘さんと向き合わず、ブツブツつぶやきながら、大きめで高音気味の独り言を言ってるように見受けられました。
もちろん、近くにいた僕の心にすら、届かないコミュニケーションでしたね。人に届けようとする「質」ではなかった。なんか自分に言い聞かせている感じ。しかも、ずっと鳴り止まないんですー。客観的に聞いても、正直、ただの雑音だろうな。(一応、僕はそういうコミュニケーションを聞き分けるトレーニングを受けてきましたからね。)

せっかくなので、僕の得意技でもある子どもの波長に合わせて聞いてみました。

すると、

「 耳がキーンなるゎー 」

って言いたくなるほど、鼓膜と脳がシビれました。やべーと思って、子ども波長同化作戦は瞬間的にやめましたけどね。

ゴメンね、娘さんよ。

そしてそして
娘さんの対応がまた面白い。

大きく鳴り響くラジオのような母の騒音に耐えながら、それが収束に向かいはじめるまで、車に乗り込んだあとも、車のドアをずっと開けっ放しにして、肩を竦めながら、顔と上半身を外に出してました。

モチロン聞く気なし!の一点張り!

さらに驚いたのは、彼女にとっての騒音が、通行人に迷惑をかけていないか、目をキョロキョロ泳がせながら観察していました。顔には「恥ずかしい」って気持ちがいっぱいでしたね。

しっかし、子どもの強情さと、意外だった冷静な対応には、驚きましたねー。

やっぱり
親子関係を見るのは面白い!

最後に
まるでコミュニケーションが取れていない親子関係を観察中、僕の心の中には、驚きと落胆と苛立ちと、そして、コミュニケーションの大事さを伝える気持ちに火がつきました。

うちの塾には、この手の親御さんは、今はいないだろうけど、これからは…

んー
やっぱり来ないでしょうね。

たぶん
この娘さんは勉強嫌いになると思う!
母も諦めると思う!

諦めなかったらたいしたもんだ!

PS
あのままいったら、先生の言葉も届かない子になるんだろうなーと心配になりましたね。
一番怖いのは、彼女の子どもに同じことを繰り返すということかな。

PS
唯一アドバイスすることがあるなら、「二人で向き合って話ししましょうよ」ってことくらいかな。

 


 

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