私立中学の実情

2010年11月12日 23:43 | トムコーチひとり言


こんな記事が出ていました(産経ニュース)
中高一貫校、学力差に苦慮「高校入試なく意欲向上に課題」 文科省調査
http://sankei.jp.msn.com/life/education/101111/edc1011112251004-n1.htm

札幌市内の私立中高一貫校でも
同様の傾向が出ているように感じられます

勉強する子はするし
やらない子はやらない です

やらな子の心の奥をのぞいてみると
こんな声が聞こえてきます

「どうで高校受験がないんだから
 楽だから今やっとけば〜 」
といわれ中学入試を受けたんだ !!
だけど 私立に入って見ると
試験・試験・試験・毎日が試験
やる気がなくなる〜〜

やらない子の本音なんでしょうね

そして実際
確認テスト・習得テスト・模擬試験・定期試験…
名前は違うテストが山ほど
迫ってくるように感じられるのでしょう

ってテストが嫌な子にとってみれば
そういう発言も頷けます
なるほど私立は試験のオンパレードです

結局はそこからの逃避なんでしょうけど
もともとテストから逃れたつもりが
テストでいっぱいの場所だったなんて…

では 解決という観点でお話しすると
子どもたちの声をないがしろにしていては
解決に向かうどころか
ことはさらなる大きな問題へと
発展していく可能性だってあるんです
無気力 ・登校拒否 ・そして…

でも〜 少しでも大人たちが
子どもの声を受け止めてあげれれば
もう少し問題も収まるんではないかと思います

トム塾ではこういった子どもたちを
復活させるべく 子どもの声を受け止めることで
試験恐怖症・試験逃避症候群からの脱却
できるのではないでしょうか

そんな子どものの声を聞くため
対話を繰り返しながら
現実世界とのつながりを育てる
コーディネートしていけば
やっぱりきちんと子どもも
現実と向き合ってくれるように感じます

元に 戻って行くのを何度も見ていますから

ただ
やはり時間だけはかかってしまうのも
現実なんですよね〜

ぜひ!!

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本文見られなかった時のために(記事抜粋)

中高一貫校、学力差に苦慮「高校入試なく意欲向上に課題」 文科省調査
2010.11.11 22:49

 全国の中高一貫校に、一貫教育導入の狙いを尋ねた文部科学省の調査で、公立の66%、私立の86%が「学力の定着・向上を図りやすい」と答えたものの、公立の74%、私立の77%が生徒の学力差に苦慮していることが11日、分かった。

 いずれも複数回答で、公立のうち生徒の学力差を挙げたのは、中高6年間を一つの学校として教える「中等教育学校」が92%に上り、中学と高校で学校組織が別の「併設型」でも87%だった。

 文科省は「高校入試に相当する選抜がなく、長い期間で見た場合、個々の学力に開きが出るのではないか」としている。

 調査は全国の370校の中高一貫校を対象とし、教育委員会などを通じて実施。うち366校が回答した。

 公立の69%が「高校入試がないか簡便な入試のため、学習意欲の向上で課題がある」と回答した。

 


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